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日野ビンタ事件の件

フェイスブックにもいろいろ書きましたが、日野ビンタ事件の件、しつこくてすみません。
なんでこんなに引っ張るかというと、強くショックを受けて、それが続いているからです。体罰が問題なのは言うまでもないんですが(さんざん書きました。多くの人が体罰容認寄りなのは元々知ってた…)、それよりも一番ショックだったのは、プロミュージシャンの多くが、あのドラマーの演奏について「ビンタせずに止めさせなきゃね」みたいに言ってることです。なんで演奏やめさせるのが前提なんだよ〜

僕の現場ではあんなことザラです。日常と言ってもいいくらいです。特定の子どもの演奏が止まらなくなる状態や状況も千差万別で、決まった対応の方法はなく(決めておいたような対応をしてはダメ)、そもそも「意図を持ってそこに何かを投げかけるべき」とも限らない。その場でのインスピレーション勝負です。何のやり方も浮かばなかったら、こちらでコントロールしようとせず、流れに身を任せて「奇跡待ち」(笑)をすることもあります。そしてわりと奇跡は起きます。つまりあの状況はチャンスなんです。

まあでも、チャンスと捉えて即興的に音楽を展開させるには、技量と度胸の両方が必要で、設定しておいた枠組み上でしか演奏しない「並のミュージシャン」には難しいのかもしれませんが(←イヤミ)
(これは別に「ヒノテルより俺の方が上だ」と威張りたいわけではなく、いろいろな子どもたちとのセッションについては、たぶん僕の方が多くを経験しているということです)

あの程度の逸脱で「調和を乱した」なんて言うのは音楽の自殺行為です。意味不明のパッションでも反抗心でもなんでもいいから、湧き上がるものがない人には、様式的な枠組みに乗っかった演奏だって「ほんとうは」できないと思いますよ。お願いだから、少なくともプロのミュージシャンは「あの子がルールを守らなかったから音楽が台無しになった」なんて言わないで欲しい! 対応が難しいのはわかるけど、子どものせいにしちゃ駄目だと思います。て言うか、子どもの方が「格上」のプレイヤーだったりすることは実際多いんだから、学ぶしかないでしょう。

もう一つ。音楽が「協調性を育む」とか「ルールを守ること」とか「我慢を覚えること」なんてことに使われるんだったら、僕は音楽を殺す行為には加担したくないので、教育現場でのワークショップ活動は廃業するしかありません。あるいは、四方八方からビンタされる覚悟を僕がもっと持たなきゃ、ということなのか…負けないぞ。

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